ヘルスケア企業向けCloud Identity

アメリカでは、「21世紀治療法」（21st Century Cures Act）の下、患者様と医療従事者が電子健康情報に簡単にアクセスできるようにするため、医療系組織はAPIを導入することが求められました。 ただし、こうしたAPIが適切に保護されておらず、機密データが悪用者の手に渡ってしまうと、コンプライアンスはセキュリティと同義にはなりません。 PingOne Cloud Platformは、全てのAPIを保護し、患者様のデータを第三者と共有する際に患者様の同意が守られるようにすることで、21世紀治療法の遵守に貢献します。

支払人、プロバイダー、製薬会社からの貴重な健康データを窃盗しようとするハッカーにとって、新しい事業分野や吸収合併、パートナーシップは、攻撃対象領域の拡張を意味します。 当社は、HIPAAやPCI-DSSなどの地域や業界の規制に準拠しながら、セキュリティとユーザーエクスペリエンスのバランスを取るための支援を行います。

患者様と医療従事者の体験の向上は、登録、ログイン、個人の健康データへのアクセス時に、直感的でパーソナライズされた安全な体験を提供することから始まります。 PingOne Cloud Platformは、シンプルで安全な認証、セルフサービス、ヘルスポータル内の全てのアプリへの一元化されたログインを可能にすることで、使いやすさを劇的に向上させます。 Pingの医療系クライアントでは、多くの場合、実装後に患者様と医療従事者のエンゲージメントが3桁の増加を見せています。

医療系組織には、新しいアプリケーションとAPIの迅速な導入と同時に、吸収合併や提携を通じて獲得したユーザーを含むさまざまなユーザーがそれを利用できるようにすることが期待されています。 Pingは、オープンスタンダードをベースに構築されたソリューションの迅速かつ柔軟な展開を可能にします。お客様は、何百万人ものユーザーにとって安全なアクセスを簡単に展開でき、合併や新しいパートナーシップの価値実現までの時間（TtV）を短縮できます。