PingAccessは、包括的なポリシーエンジンを使用してアクセスを管理する、一元的なセキュリティソリューションです。 アプリケーションやAPIへのアクセスに対するセキュリティをURLレベルまで保護し、承認されたユーザーだけが、必要なリソースにアクセスできるようにします。 PingAccessにより、ウェブアプリ、API、その他のリソースを、ルールなどのアクセス条件を使用して保護することが可能になります。
PingAccessはPingFederate (またはOAuth 2.0やOpenID Connect(OIDC)プロトコルを使用する一般的なトークンプロバイダー)と連携して機能し、IDベースのアクセス管理ポリシーを、フェデレーションされたIDストアを介して統合します。 アクセス要求はPingAccessゲートウェイ経由でターゲットのサイトにルーティングされるか、またはPingAccessのエージェントによってターゲットのウェブアプリケーションでインターセプトされます。続いて、PingAccessポリシーサーバーを使用した、アクセスポリシーの判断の調整が行われます。 いずれの場合も、ターゲットアプリケーションへのアクセス要求に適用されたポリシーが評価され、アクセスの許可または拒否へのの判断が、PingAccessによって、ポリシーベースで行われます。 アクセスが許可されると、クライアントによる要求や、サーバーによる応答を変更して、追加の情報を提供することが可能になります。
PingAccessの機能:
アプリとAPIへのアクセスを一元的に管理
クライアントの要求にポリシーを適用することでAPIのセキュリティを強化
認証トークンを継続的に評価
PingAccessはユーザージャーニーの「承認済み」の段階に対応します。
正しいユーザーだけが、機密性の高いリソースにアクセスできるという安心を、PingAccessがご提供します。 包括的なポリシーエンジンが、アクセスを要求するユーザーのアクセス権、コンテキスト、アプリケーションにアクセスするデバイスのポスチャーが適切かどうかを、URLレベルまで確認します。 APIの場合はポリシーを適用して、管理者が企業ネットワークの外部から削除コマンドを使用するなど、信頼できないコンテキストを持つユーザーからのHTTPトランザクション要求を拒否します。
PingAccessはコンテキストに基づくポリシーを適用し、さまざまな手法や状況を評価することで、ユーザーのIDをリソース全体で評価します。 ABAC、RBAC、認証レベル、IPアドレス、ウェブセッション属性、OAuthの属性とスコープを使用して、機密性の高いリソースへのアクセスを許可または拒否することができます。また、PingAccessではサードパーティの脅威インテリジェンスプロバイダーを利用して、承認ポリシーに含まれるコンテキストデータを増補したり、PingFederateを使用して認証トークンを継続的に評価したりもできます。 ユーザーのコンテキストが変更されたり、ユーザーの認証セッションを終了させるログアウトプロセスが発生した場合は、すべてのアプリケーションセッションを直ちに終了させます。
ハイブリッドなIT環境で、アプリケーションポートフォリオ全体のアクセス管理を一元化し、一貫した方法でセキュリティポリシーを強制します。 任意のドメインでホスティングされるウェブアプリケーション、API、単一ページのアプリケーションを、同じコンソールから作成、管理、更新できます。 PingAccessはアプリケーションやAPIからセッションを抽出し、エラーのリスクを軽減して、セッションセキュリティパラメーターの矛盾をなくします。 また、スコープが特定のアプリケーションに設定され、暗号化されたセッショントークンを使用して、セッションハイジャックなどの中間者攻撃のリスクを軽減することもできます。
クラウド、API、モバイル第一の環境では、従来型のweb access management(WAM)システムがほとんど機能しないことにすぐに気付くでしょう。 PingAccessは最新型の軽量なソリューションでり、従来型のWAMと共存または移行するための専門的なツールを使用できます。 トークン翻訳ツールや、ポリシー移行ツールを使用して共存を可能にしたり、ダウンタイムによる中断を回避したりできます。
PingAccessは、企業内のAPIや公開されたAPIへのアクセスを管理するための、APIセキュリティの基盤として機能します。 セキュリティ保護されたネットワークで、モバイル、ブラウザー、サーバーベースのクライアントアプリケーションと、保護されたAPIとの境界部分に展開することで、適切な属性を持つユーザーだけにアクセスを許可することが可能になります。 また、PingAccessは基本的なAPIアクセス管理をサポートし、ユーザーによるトランザクションを、アクセストークンに含まれる承認スコープで許可されたものだけに制限できます。
利点と特徴
ウェブアプリケーション管理はもちろん、クロスドメイン、マルチクラウド環境、API、単一ページアプリなど、豊富なアクセス管理機能を備えています
コーディングやアーキテクチャの変更なしで、既存のアプリケーションと統合し、アクセス管理を一元化できます
IDとコンテキストにより、関連するすべてのアクセスを監査できます
ウェブアプリケーション、API、単一ページアプリケーションのポリシーを、中央のコンソールから作成、管理、更新できます
内部と外部のユーザーが必要なウェブアプリやAPIに簡単にアクセスできるようにする
ウェブアプリやAPIへのアクセスを保護および管理します
ウェブアプリケーション、API、ゲートウェイ、エージェント展開モデルと簡単に統合できます
30分以内に展開できます
コーディングやアーキテクチャの変更なしで、既存のアプリケーションを簡単に統合できます
クラスタリング、レプリケーション、インテリジェントなレート制限、組み込みのロードバランシングなどの高度な機能により、1秒間に何万件ものトランザクションを処理できます
セキュリティの強化
ユーザー体験のストレスを最小限に抑える
ITとビジネスの俊敏性を向上
PingAccessの展開が可能なプラットフォーム:
PingOne Advanced Services - 専用テナントクラウドサービス
PingOne Cloud Software - 任意の場所にクラウドコンテナを展開
PingAccessはPingOne Cloud Platformに不可欠な要素であると同時に、IDとアクセス管理のユーザージャーニーに含まれる「承認」フェーズにおいて非常に重要です。
PingAccessはPingOne Cloud Platformに不可欠な要素であると同時に、IDとアクセス管理のユーザージャーニーに含まれる「承認」フェーズにおいて非常に重要です。
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